米国のアンプメーカーMESA / Boogie が、ベースアンプの新シリーズSubway Series を発表しました。
同シリーズ初の製品となるD-800 は、出力800W のクラスD パワーアンプや多彩なコントロールを軽量コンパクトな筐体に収めたヘッド型の製品です。
前面パネルにはInput、Voicing、Bass、Low Mid、High Mid、Treble、Master の7個のノブを搭載。
Voice ノブはサウンドをフラットから中域をカットしたいわゆるドンシャリまで無段階に調節します。
3つのミニスイッチは左からPlay/Mute、Active/Passive、Deep。機能は順にスピーカー出力のミュート、入力段のヘッドルーム調節、低域拡張モードのオンオフ。
ミュート時も背面のヘッドフォン端子とDI 端子からはサウンドが出力されるので、そこにチューナーを繋げばアンプ直でも消音してチューニングできます。
背面は端子類がスピーカー出力 x 2、ヘッドフォン出力、AUX 入力、DI 出力。
ミニスイッチはスピコンの右がインピーダンス変更用。3つ並んでいるのはDI 用で、出力する音をEQ の前と後から選択、ラインレベルとマイクレベルの切替、グランドリフト。
アンプの出力は、2オームまたは4オームのスピーカー接続時で800W、8オームで400W。
寸法と重さは約W27 x D28.6 x H7.9cm、約2.5kg。
メサブギーSubway D-800 の米国での実勢価格は699ドル。メサの既存のベースアンプが軒並み1000ドルオーバーということを考えると、かなりお手頃です。
また同シリーズのスピーカーキャビネットSubway Ultra-Lite も発表しています。ラインナップは12インチ1発と15インチ1発の2モデルで、ともに軽量なネオジウムスピーカーを採用します。
米国での実勢価格は12インチが649ドル、15インチが749ドルです。
追記:国内販売が始まりました。実勢価格はヘッドが税込12万4000円前後です。
ソース: MESA/Boogie - Subway D-800 / Ultra-Lite Cabinet
関連記事
Tech 21、Ampeg シミュレータVT Bass のヘッド版VT Bass 500 発売。500W 出力、重さ3kg のポータブルベースアンプ
ブログの更新情報などはTwitter @gear_otaku でお伝えしています。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿