英国Marshal Amplification が新製品2525 Mini Jubilee を発表しました。昨年通常モデルとして復活した100W の2555X シルバー・ジュビリーを元に、出力を20W へ下げて小型化したフルチューブギターアンプです。
ミニジュビリーのラインナップはヘッドの2525H とコンボの2525C の2モデル。
主な仕様はチャンネルがRhythm とLead の2つ。コントロールはINPUT GAIN、LEAD MASTER、OUTPUT MASTER、TREBLE、MIDDLE、BASS、PRESENCE、HIGH/LOW アウトプットスイッチ。
インプットゲインつまみは引っ張るとリズムチャンネルが軽く歪み、High/Low スイッチでは出力を20W と5W から選びます。
真空管はプリがECC83 (12AX7) x 3、パワーがEL34 x 2。プリアンプの回路はフルサイズの2555X と完全に同じとのことです。
端子類はギター入力とエフェクトループに加えて独立した4/8/16オームのスピーカー出力。
コンボのスピーカーは12インチのCelestion G12M-25 グリーンバックを採用します。
寸法と重さはヘッドがW510 x H232 x D220mm、10kg。コンボがW490 x H475 x D280、19kg。Made in UK です。
マーシャル 2525 Mini Jubilee の価格や発売日は執筆時点で未発表。日本の住宅・交通事情に合った製品なので、発売されれば国内でも人気を集めそうです。
また20W 前後のミニアンプの大半が、パワー管にコンパクトなEL84 を採用する中、ミニジュビリーはマーシャルの代名詞と言える大型のEL34 を選んだ点にこだわりが感じられます。
追記:米国ではヘッドが1300ドル、コンボが1500ドルで予約受付中です。
また本体背面にチャンネル切替用フットスイッチ端子とDI 出力を備えることがわかりました。純正フットスイッチも付属します。
2017年2月16日追記:ようやく国内販売が決まりました。実売価格はヘッドが税込12万円前後、コンボが税込13万8000円前後。発売は2月22日の予定です。
ソース: Marshall Amps - Mini Jubilee Series
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