米国のギターブランドJackson が、Summer NAMM に合わせて新製品を多数発表しました。
その中で注目を集めそうなのが、最近のメタル業界で需要が高まりつつあるファンドフレットギター。7弦と8弦の2モデルを用意します。
共通する主な仕様は、カーブド・バスウッドボディ、1ピースメイプルネック(スカーフジョイント、グラファイト補強材)、ローズウッド指板(バインディングつき)、12-16インチのコンパウンドラディウス、24ジャンボフレット。
PU はともにEMGで、7弦が808、8弦が909。ブリッジは各弦独立式。カラーは7弦がブルー、8弦がブラックです。
米国での実勢価格は7弦が849.99ドル、8弦が899.99ドル。発売は2016年10月の予定です。
なおライバルといえるアイバニーズのRGIF シリーズと比べると、まずボディ材はアイバニーズがアッシュ、ジャクソンはバスウッドという違いがあります。
スケールについては7弦は同じ。8弦はアイバニーズの方が低音弦側が短め(27インチ)です。
またアイバニーズの平行フレットは12F と、ジャクソンよりもハイフレット側に寄っています。
そのため7弦同士で比べると、アイバニーズの方がローフレットの傾きが大きく、ハイフレットはゆるやかになっています。
PU はともにEMG ですが、アイバニーズは最新のX シリーズです。
アイバニーズRGIF の実勢価格は7弦が13万7000円前後、8弦が14万500円前後。ジャクソンが米国と同等の価格で販売されれば、アイバニーズにとっては強力なライバルになりそうです。
12月23日追記:7弦の国内販売が始まりました。実勢価格は税込14万5000円前後。米国の850ドルという価格とは大きな差がついています。
ソース: Jackson Guitars - New For 2016
関連記事
アイバニーズのアイアンレーベルにリバースヘッドのSが追加、6弦と7弦を用意
アイバニーズと島村楽器のコラボギター第2弾。リバースヘッド、26.5インチスケールのRGR621X シリーズ発表
アイバニーズ2016年モデル国内発表、7弦ジェイク・ボーウェンモデルやアイアンレーベルRGD/RGA が追加
アイバニーズからファンドフレットギターRGIF7 / RGIF8。6月発売、店頭価格13万円台から
ブログの更新情報はTwitterとFacebookでお知らせしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿