Orange が新製品Getaway Driver を発表しました。ヴィンテージオレンジアンプのサウンドを再現する、アンプ・イン・ア・ボックス系ペダルです。
ゲッタウェイ・ドライバーのコンセプトは、あらゆるアンプのクリーンチャンネルを、1972年製 "Pics Only" アンプに変身させること。
真空管アンプを模したシングルエンドのJFET クラスA 回路と、電圧を2倍に昇圧するチャージポンプ回路によって、リアルなオレンジサウンドを放ちます。
コントロールはVolume、Gain、Bite (Tone)と、基板上に配置した高域カットボタンの計4つ。
出力端子は通常のアンプ用に加えて、キャビネット・シミュレーター内蔵のヘッドフォン出力も備えます。
このキャビシムはバイパス時も有効なので、他のプリアンプなどと組み合わせて使うことも可能です。
その他の主な仕様は、バイパス方式がバッファードバイパス。対応電圧と消費電流は、9V / 30mA - 12V / 40mA。
オレンジいわく、動作電圧による違いをパワー管に例えると、9V はEL84 の、12V はEL34 のようなフレイバーが加わるとのことです。
Orange Getaway Driver の希望小売価格は155ドル。オレンジ愛好家にとっては見逃せない1台と言えそうです。
ソース: Orange Amplification - Getaway Driver
参考: MusicRadar - Orange reveals Fur Coat and Getaway Driver pedals
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