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2017/09/19

エレハモから新製品Superego+、幅広い楽器に対応するシンセエンジン/マルチエフェクター (追記)


エレハモが新製品Superego+ を発表しました。2012年に発売したSuperego の進化版で、入力音を「フリーズ」(サンプリング&ホールド) する機能はそのままに、多くの新機能を追加したシンセエンジン/マルチエフェクターです。




搭載する11エフェクトの内訳は、

  • DETUNE: 音程変化、エクスプレッションペダルで操作可能
  • DELAY: 温かみのあるアナログサウンドのディレイ、フィードバックはプリセット、EXPエクスプレッションペダルで最長2秒のディレイタイムを操作
  • ECHO: クリアなデジタルディレイ、フィードバックはプリセット、EXPエクスプレッションペダルで最長2秒のディレイタイムを操作
  • FLANGE: Electric Mistress 系フランジャー + Filter Matlix、Rate とFeedback を操作可能。エクスプレッションペダルはRate を操作
  • PHASE: Small Stone 系フェイザー、コントロールはRate とDepth。エクスプレッションペダルはRate を操作
  • MOD: 音程変化系ヴィブラートまたはコーラス、エクスプレッションペダルはRate を操作
  • ROTARY: ロータリースピーカーエフェクト。Depth はツイーターとホーンのバランスを設定。エクスプレッションペダルはRate を操作
  • TREM 1: サイン波トレモロ。エクスプレッションペダルはRate を操作
  • TREM 2: 矩形波トレモロ。エクスプレッションペダルはRate を操作
  • PITCH: 上下1オクターブのピッチシフター。エクスプレッションペダルを繋げばワーミーのように使用可能
  • FILTER: レゾナント・ローパスフィルター。エクスプレッションペダルで周波数帯域を操作可能

これら11種類のエフェクトと4種類のフリーズ機能を組み合わせることで、ユニークかつ多彩なサウンドを作り出せます。

端子類はメインの入出力のほか、EXP (エクスプレッションペダル) 端子、EXT (外部スイッチ) 端子、エフェクトループを搭載。

このうちEXP 端子は、TRS のエクスプレッションペダルのほか、CV (Control Voltage) 機器にも対応します。

またエクスプレッションペダルは、各パラメータの操作に加えて、7個の黒ノブの配置を記憶する「スナップショット」機能も利用可能。

これはいわゆるプリセット機能で、つま先側に踏み込んだ状態と、かかと側に踏み込んだ状態で設定を保存し、それら2つの設定の間を自由に行き来できます。

EXT 端子は、市販の3ボタンフットスイッチ (DigiTech FS3X など) をつないでリモート操作が可能。

またクロックシグナルの入力にも対応し、バイパススイッチを操作できます。

さらにSEND 端子は、エフェクト音のみを出力するウェット出力としても使用可能。

その際メインのOUTPUT 端子は、エフェクトのかかっていないドライ音のみを出力します。

そのほかフットスイッチはバッファードバイパス。電源は9V のパワーサプライにのみ対応し、電池駆動はできません。消費電流は140mA。

対応する楽器は、エレキギターのほかベース、アコースティックギター、さらにはキーボードでも使えます。


Electro-Harmonix Superego+ は近日発売予定。米国実勢価格は250ドル。標準でAC アダプタが付属します。

ユーザーの想像力が試される、エレハモらしさ全開のユニークなペダルです。

10月17日追記:国内販売が始まりました。実勢価格は税込3万3700円前後です。

ソース: EHX.com - Superego+
サウンドハウス - エレクトロ・ハーモニックス一覧

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