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2017/09/19

コルグがギター・ベース用チューナーDT-10 の生産を終了、初代Pitchblack とPitchblack Poly も終息


コルグがギター・ベース用チューナーDT-10、Pitchblack PB-01、Pitchblack Poly PB-03 の生産を終了しました。

中でもDT-10 とPB-01 は、BOSS TU-2 / TU-3 と並ぶ定番チューナーとして、日本が世界に誇る名機でした。



DT-10 の発売は2004年。それから10年以上に渡り、プロからアマチュアまで多くの人々に愛用されてきました。

その間にペダルチューナー業界は小型化と高性能化が進みましたが、安定感のある筐体と大きなLED 表示を備えるDT-10 には、今だに根強いファンが存在します。


コンパクトな筐体、トゥルーバイパス、そして手頃な価格と、三拍子揃って大ヒットした初代Pitchblack は2008年発売。

その後2012年には、複数の弦を同時に検知するポリフォニックチューナーPitchblack Poly が発売されました。

Poly はTC Electronic Polytune という強力なライバルがいたため存在感が薄めでしたが、一方で初代ピッチブラックは、ライバルのBOSS にはないトゥルーバイパスを武器に大きな人気を集めました。


これら3機種の終息により、コルグの現行ペダル型チューナーはPitchblack Advance PB-AD、Pitchblack Custom PB-CS、Pitchblack mini PB-MINI の3モデルとなりました。

いずれも精度は0.1セントと、終息した3機種の1セントから大幅に進化しつつ、5000円前後からという手頃な価格は維持。新たなロングセラーとなりそうです。

なお本記事の公開時点で、終息製品は処分特価で販売されています。

人気商品だったため中古の入手に困ることはなさそうですが、新品で手に入れたい場合は早めに動いたほうが良さそうです。

参考リンク
コルグ: Digital Tuner DT-10
コルグ: Pitchblack PB-01
コルグ: Pitchblack Poly PB-03
コルグ: チューナー / メトロノーム
サウンドハウス - KORG ペダルチューナー 一覧

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