セイモアダンカンが新製品La Super Rica Fuzz を発売しました。
1960年代から70年代のギターヒーロー達が愛用したシリコンファズを基に、現代的な仕様を与えたエフェクターです。
La Super Rica の売りは、ファズペダルでは珍しいパラメトリックのミッドコントロールを備えること。
MID FREQ ノブで周波数帯域 (548Hz - 2.2kHz) を設定し、アクティブのMID LVL (Level) ノブで+/- 10db のブーストおよびカットができます。
さらに本体上部のLow-Contour スイッチでは、低域のキャラクターを3種類から選択可能。
シングルコイル、ハムバッカー、そしてベースと、幅広い楽器に対応します。
そのほかフットスイッチはトゥルーバイパス。電源は9V 乾電池と9V から18V のパワーサプライに対応。消費電流は7mA。設計と生産ともに米国です。
Seymour Duncan La Super Rica Fuzz の実勢価格は179ドル。
ダンカンは元ネタを明かしていませんが、60年代から70年代に販売されていたファズといえば、ファズフェイスとビッグマフが思い浮かびます。
商品説明や公式動画を見る限りでは前者がベースのような気がしますが、もしそうならば中域と低域を調節できてコンパクトなファズフェイスという、探していたギタリストも多そうなペダルと言えそうです。
ちなみに製品名のLa Super Rica は、英語でSuper Rich という意味。日本語にすると「超リッチなファズ」となります。
ソース: Seymour Duncan - La Super Rica Fuzz
サウンドハウス - Seymour Duncan ギターエフェクター一覧
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