ヤマハがアンペグを買収しました。今年4月1日に設立した、ギター部門を担う米国の子会社Yamaha Guitar Group に加わります。
YGG いわく、アンペグを買収することでベーシスト向け製品のラインナップを強化するとともに、Yamaha、Line 6、Ampeg という3つのブランドの強みを結集し、魅力的な新製品の開発や、効率的なマーケティングを進めてゆくとしています。
アンペグは1946年に創業した米国の老舗アンプメーカー。多くの名機を生み出してきた、ベースアンプの代名詞と言える存在です。
また同社は創業以来様々な会社に買収・売却されており、2005年からは米国の音響機器メーカーLOUD Technologies の1ブランドになっていました。
LOUD 社は今回の譲渡について、原点である業務用音響機器に注力することが目的と述べています。
ちなみにLOUD 社は、ミキサーで知られるMackie が、2003年に改名して誕生した会社です。
改名した理由は、Mackie として様々なメーカーを買収する中で、親会社のMackie と製品ブランドのMackie の2つがあるとややこしいため。
現在はMackie のほかギターアンプのCrate や、プロオーディオ機器のEAW とMartin Audio などのブランドを所有しています。
ソース:ヤマハ - 米国・ギター事業子会社のYamaha Guitar Group, Inc.による、Ampegブランドの事業譲受について
参考:LOUD Audio - LOUD AUDIO, LLC ANNOUNCES THE SALE OF THE ICONIC AMPEG BRAND
Ampeg - Ampeg Joins Yamaha Family
Yamaha Guitar Group
サウンドハウス - Ampeg 一覧
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