2015/08/27
Alexander Pedals History Lesson Delay 発売。テープ・アナログ・デジタルの3モード搭載、タップテンポも可能なシングルサイズペダル
米国のエフェクターメーカーAlexander Pedals が、新製品History Lesson Tap Tempo Delay を発売しました。
シングルペダルサイズの筐体に、ヴィンテージディレイを模した3つのモードやタップテンポ、Trails などを備える多機能デジタルディレイです。
選べるモードは「暖かくリッチなテープエコー」の1963、「暗く湿った響きのアナログディレイ」の1977、「明るく存在感のあるデジタルディレイ」の1984の3種類。
ツマミはTime、Feedback、Mix、Mod の4つ。Mod はモードによって機能が変わり、1963ではテープの「再生むら」や「揺れ」を、1977ではアナログコーラス/ビブラートを、1984ではピッチモジュレーションを調節します。
回路の心臓部には24bit DSP を採用。ディレイタイムは10ミリ秒から950ミリ秒。Mix ノブは右に回しきるとエフェクト音のみになります。
フットスイッチは右がエフェクトのオンオフ、左はタップテンポ入力とサブディビジョン選択。
右は踏み続けることでバイパス時の動作を通常とTrails から選択できます。前者はオフにすると同時にディレイ音も止まり、後者はオフにした後もFeedback で設定した回数のディレイ音が鳴り続けます。
左は2回踏むとタップテンポ入力で、踏み続けるとテンポに対するリピート音を四分音符(赤LED)、付点八分(オレンジLED)、八分音符(緑LED)から選べます。
電源はセンターマイナスの9V DC パワーサプライにのみ対応。電池駆動は非対応です。消費電流は60mA。
Alexander Pedals History Lesson は米国の楽器店Chicago Music Exchange (CME)限定で販売中。価格は239.99ドル(約2万9000円)です。
またCME はKeeley とJHS のコラボペダルSteak and Eggs も独占販売しています。
速報:キーリーとJHS のコラボペダルSteak and Eggs 発表、Keeley Compressor とMorning Glory の2 in 1
ちなみにAlexander Pedals は、Pharaoh Amplifiers の創業者でペダルデザイナーのMatthew Farrow と、MIDI コントローラー・スイッチャーメーカーの米国Disaster Area Designs の共同ブランドです。
ファラオは2010年頃に営業を終了していますが、中の人はDisaster Area というパートナーを得て表舞台に戻っています。
ソース: Alexander Pedals / CME
参考: TGP - New: Alexander Pedals History Lesson Tap Tempo Delay
Disaster Area Designs
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