米国のエフェクターメーカーMalekko Heavy Industry が、新製品Scrutator Bit + Sample Rate Reducer を発売しました。
楽器からの信号のビットレートとサンプリングレートを落とし、アナログシンセサイザーや古いビデオゲームのようなサウンドにするビットクラッシャー系コンパクトエフェクターです。
各ツマミの効果は:
- RATE: 入力信号のサンプルレートを約48kHz から300Hz まで減衰
- FILTER: バンドパスフィルタまたはローパスフィルタの周波数を設定
- Q: FILTER の幅と増幅量を設定
- PREAMP: 入力信号を増幅・減衰。左下のLED でクリッピングを確認可能
- MIX: 原音とエフェクト音の混ぜ具合を調節
- BIT: 入力信号のビットレートを約16bit から2bit まで減衰
このうちFILTER ツマミは、フットスイッチを押した状態で電源をつなぐことでバンドパスとローパスを選択できます。
本体側面のEXP/CV 端子は市販のエクスプレッションペダルやCV 機器に対応。RATE、FILTER、Q、BIT のすべてまたはいずれかを操作できます。
操作する項目は、フットスイッチを押したまま該当のノブを回して選択。可変範囲も設定できます。
電源はセンターマイナスの9V DC パワーサプライにのみ対応。電池駆動はできません。
Malekko Scrutator はPGS こと米国の楽器店Pro Guitar Shop 限定販売。価格は189ドル(約2万3000円)。ここ数年シンセモジュールに力を注いでいるマレッコらしい1台です。
なお上のデモ動画では、4分30秒頃からファミコン用アクションゲーム「ロックマン2」のワイリーステージの曲を演奏しています。アンディの手元がしっかり見えるので、「おっくせんまん」という幻聴に悩まされつつコピーに励みたいと思います。
ソース: PGS - Malekko Scrutator
参考: Malekko
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