米国Bogner Amplification が新製品La Grange を発売します。プレキシから改造マーシャルまでカバーするMIAB (マーシャル・イン・ア・ボックス)系ドライブペダルです。
コントロールは、ミニスイッチがゲイン量をLow/Medium/High から選ぶGain、コンプレッションと倍音を加えるためにアンプへの供給電圧を落とした状態を再現するVariac、超高域を調節するPresence、サウンド全体をタイト/ルーズ/中間から選ぶStructure。
5つのノブのうち見慣れない名前のCh. Blend は、1967年~69年製プレキシマーシャルにおける、2つのチャンネルのブレンドを再現します。
本体上部にはメインの入出力と電源端子に加えて、足でゲインを調節するためのExp 端子を搭載。アーニーボールの#6181 VP Jr. 25K のようなヴォリュームペダルに対応します。
2つのフットスイッチはメインの歪みとブースターを個別にオン・オフ可能。ブースターの位置は歪みの後ろで固定。バイパス方式はトゥルーバイパスです。
電源は9V 乾電池とパワーサプライに対応。電力は内部で昇圧されるため、9V を超える電源での使用は非推奨です。
Bogner La Grange は国内では2016年4月に発売予定。実勢価格は税込3万2800円前後。米国での実売価格は249.99ドルです。
なおラ・グランジという製品名は、米国のパワートリオZZ Top の曲から取ったものと思われます。曲名は知らなくともイントロのリフを聴けばすぐに「ああ!」となるはず。
そのZZ Top のギタリストが、プレキシマーシャルと1959年製レスポール「パーリー・ゲイツ」がトレードマークのビリー・ギボンズ。
セイモアダンカンのPearly Gates は、ギボンズのレスポールに載っていたオリジナルPAF を元に開発され、ついでに名前ももらったというのは有名な話です。
ソース: Bogner - La Grange
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