光沢のあるグロスフィニッシュのギターやベースは、見た目は美しい反面、手に汗をかくとネックの滑りが悪くなり、演奏に支障が出ることもあります。
そんな悩みを持つ海外のギタリスト & ベーシストの間でポピュラーなのが、台所用スポンジを使ったプチ改造です。
必要なものは、スコッチブライトの緑色のキッチンスポンジとマスキングテープ。いずれも100円ショップで購入できます。
作業内容は、光沢を残したい部分をマスキングテープで保護したら、あとはスポンジの緑色の面でこするだけ。
ネックの様子をこまめに見つつ、力を入れずにやさしくこすり続けると、やがてサラサラした手触りのサテンネックへと生まれ変わります。
スポンジのかわりに#000 または#0000 のスチールウールも使えますが、細かい鉄の繊維が散らばったり、ピックアップの磁石にくっついたりするので、台所スポンジのほうが色々と楽です。
なおサテン化することで、中古の買取価格が下がるのは間違いありません。
買取金額を気にしない剛の者や、改造後も使い続ける一途な方は問題ありませんが、将来的に手放す可能性があり、その際にできるだけ高く売りたいなら、無改造のままにしておくことをオススメします。
参考: 3M - スコッチ・ブライト ハイブリッド貼り合わせスポンジ
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とても参考になりました。今所持しているJBがグロスウレタンなのでサテンフィニッシュにしたいと思っていました。因みにサテンネックになるとのことですが、元からのサテンフィニッシュネックとの違いほとんどないのでしょうか?ご教授頂けると幸いです。
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