ギブソンが米国メンフィス工場の閉鎖を発表しました。
同社は昨年末にメンフィス工場を売却しましたが、その際に規模は縮小するものの同地でのギター製造は継続すると述べていました。
しかし今回新たに発表した声明によると、メンフィスでのギター製造は終了し、同工場の機能をナッシュビル工場に統合するとしています。
これまでギブソンは、ソリッドのナッシュビル、箱モノのメンフィス、そしてアコースティックのモンタナという3つの工場を所有していました。
しかし2019年4月より、エレキギターの製造機能をナッシュビルに集約し、経営の効率化を図るとしています。
またギブソンはメンフィス工場の約65人の従業員について、閉鎖後も雇用を維持できるよう努力すると述べています。
経営破綻にはじまり、新CEO と経営陣の就任、そしてメンフィス工場の閉鎖と、大きな動きが続いているギブソン。今後の動きも気になるところです。
ソース:Commercial Appeal - Gibson to move guitar production from Memphis to Nashville
参考:Gibson Custom (Facebook)
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