米国のエフェクターメーカーJHS Pedals が、新製品Muffuletta を発表しました。
5種類のヴィンテージBig Muff とJHS Mod マフのサウンドを切り替えられる、アナログのファズペダルです。
コントロールはVolume、Sustain、Tone とモード切替用のロータリースイッチ。トーン回路には「バブルフォントマフ」と呼ばれるヴィンテージロシアンマフのものを採用しています。
電源はセンターマイナスの9V DC パワーサプライに対応。消費電流は100mA と、ファズペダルとしてはかなり大きめです。
各モードの特徴は:
- The Civil War "1991-1993 V7": 強い中域、全体的に明るめなトーン、控えめなゲイン
- The Russian "1999-2009 V8": 控えめな低域と明瞭さ
- The Pi "1977-1978 V3": よりアグレッシブ
- The Triangle "1969-1970 V1": 強い低域のレスポンスと明瞭なトーン
- '73 Ram's Head "1973-1977 V2": カットされた中域、控えめなゲイン、全体的にダークなトーン
- JHS 2015: よりパワフル、控えめなコンプレッション、印象的な中域、ベースにも最適
JHS Muffuletta Fuzz は米国で2015年9月8日発売。直販価格は229ドル。特定の販売店専売ではなく通常モデルとして販売します。
なお製品名のMuffuletta とは、米国ルイジアナ州ニューオーリンズ市の名物サウンドウィッチのこと。
ペダルに描かれている絵のように、ビッグマフの詰め合わせ的な意味を込めているのかもしれません。
またMuffuletta の製品ページの下部には、開発をサポートしたJon Cusack 氏への感謝の言葉が記されています。
Jon 氏は、チューブスクリーマーとファズをミックスできるScreamer Fuzz などのユニークな製品で知られる、米国のエフェクターメーカーCusack Music の創業者。
トップマウントジャックやスイッチングノイズの少ないリレー式フットスイッチなど、ここ最近流行しつつある仕様をいち早く採用しているメーカーでもあります。
日本では知名度が低いためか中古価格も手頃なので、気になった方は下の参考リンクから公式サイトへどうぞ。
ソース: JHS Pedals
参考: Cusak Music
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