イタリアのアンプ・エフェクターメーカーGurus が、新製品1959 Double Decker を発売しました。
マーシャルサウンドを狙った独立2チャンネルのフロア型プリアンプで、メーカーいわくゲインは「ブルースからハードロックまで」カバー。
またキャビネットシミュレート機能やチューブエフェクトループなども備え、レコーディングからライブまで対応します。
コントロールはフットスイッチがバイパス用、チャンネル切替用のFloor 1/2、回路の最終段に位置する音量ブースト用のSolo の4つ。
コントロールは各チャンネル個別にBass、Middle、Treble、Volume、Gain を備えます。
背面にはシリーズ/パラレル切り替え可能なチューブエフェクトループ、バランスDI 出力、外部スイッチャーでコントロールするためのリモート端子(TRS x 2)を搭載。
DI 端子はCelestion Vintage 30 とShure SM57 の組み合わせを模したキャビネットシミュレータ機能つき。キャビシムはオン・オフできます。
電源は9V と12V のパワーサプライ(2.1mm、センターマイナス)に対応。電圧は内部で昇圧されます。消費電流は9V で230mA、12V で280mA。
Gurus 1959 Double Decker は米国で437ドル(約5万3800円)で販売中。なかなか高価ですが、デモを聴く限りでは相当にリアルなマーシャルサンドを再現できそうです。
またキャビシム出力を使うことで、レコーディングとライブで安定して同じサウンドを鳴らせるのも魅力と言えます。
なお製品名のDouble Decker とはロンドンを走る二階建てバスのこと。2チャンネル仕様なことと、マーシャルの創業地のロンドンに掛けているものと思われます。
ソース: Gurus - 1959 Double Decker
関連記事
Binson Echorec を再現したディレイペダルGurus Amps Echosex 2 発売。真空管プリアンプ搭載、PT2399 採用
ブログの更新情報はTwitterとFacebookでお知らせしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿