JOYO が新製品Cab Box を発売しました。コンパクトな筐体に多彩な機能を詰め込んだ、ペダル型のキャビネットシミュレータです。
主な仕様は以下の通り:
- キャビネットモデル x 20
- サードパーティIR スロット x 10
- 対応IR 形式:wav 44.1kHz 16/24/32bit 1024pts
- マイクモデル x 11
- パワーアンプモデル x 4
- Output とThru の2系統出力
- MIDI 入力
- XLR DI 出力(バランス接続)
- ヘッドフォン出力(ステレオ)
- USB 端子
- Windows / Mac 対応のエディターソフト
- 電源:DC 9V / 300mA (電池駆動非対応)
- 寸法:130 x 110 x 50mm
- 重量:418g
JOYO Cab Box の米国実売価格は199ドル。Mooer Radar やHOTONE Binary IR Cab より50ドルほど高く、NUX Solid Studio と同価格です。
機能的にもNUX がライバルと言えますが、そのNUX はMIDI 非対応ながらサンプルレートは2048。一方でJOYO はMIDI 対応ですがサンプルレートは1024です。
JOYO はMIDI 対応のマルチエフェクターなどと組み合わせると、プリセットごとにキャビネットモデルを変えられるという点は魅力的ですが、昨今の高品質なIR には非対応なのが残念なところです。
ソース:JOYO - R-08 Cab Box
参考:Music Radar - Joyo reveals feature-rich, affordable Cab Box IR loader
サウンドハウス - NUX Solid Studio
サウンドハウス - Mooer Radar
サウンドハウス - HOTONE Binary IR Cab
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