米国のアンプ・エフェクターメーカーTech 21 が、新製品Bass Fly Rig を発表しました。
SansAmp やコンプレッサー、チューナーなどの機能を備える、軽量コンパクトなベース用マルチエフェクターです。
Tech 21 のFly Rig シリーズは従来からギター用が販売中ですが、ベース用は今回のBass Fly Rig が初。
搭載するエフェクトは向かって右からコンプレッサー、ブースター、サンズアンプ、オクタフィルター、コーラスの5種類とチューナーです。
コンプはクラシックなFET コンプレッサー。コントロールはComp/Tone/Level。
ブーストはBoost ノブと、接続順をサンズの前と出力の最終段から選ぶPre/Post スイッチを搭載します。
サンズアンプはDrive/Character/Low/Mid/High/Level ノブとBite スイッチ。EQ はアクティブ式です。
オクタフィルターはRange/Q/Mix ノブとFuzz & Octave ボタン。コンプやサンズで作った基本の音へ、Minimoog のようなシンセサウンドやファジーなワウサウンドをミックスできます。
コーラスはChorus ノブ1つのみ。サウンドはTech 21 のBass Boost Chorus を元に、より厚みを加えています。
クロマチック式チューナーはコーラスのフットスイッチを長押しして起動。起動時にサウンドはミュートされます。
端子類は入力が1/4フォン、出力が1/4フォンと左側面にXLR。入力はPAD ボタンを備えアクティブベースにも対応。フォン出力はヘッドフォンも使用できます。
寸法と重さは約W31.75 x D6.35 x H3.18cm、587g。電源は9V パワーサプライにのみ対応します。
Tech 21 Bass Fly Rig の価格や発売日は未発表。多彩な機能を詰め込みつつ軽量コンパクトなので、頻繁にライブをするプレイヤーにとっては要注目な一台と言えそうです。
2月17日追記:米国では4月上旬発売予定。実勢価格は299ドル。
なお上のPremier Guitar の動画によると、Bass Fly Rig のサンズアンプはVT Bass を元に、ブースト機能の搭載に合わせてローゲイン化したものとのことです。
7月12日追記:国内では8月上旬発売予定。実勢価格は税込4万3000円前後です。
ソース: Tech 21 - Bass FlyRig
参考: オールアクセス - Tech 21 Bass Fly Rig
サウンドハウス - ベース用DI / プリアンプ一覧
関連記事
Tech 21 サンズアンプBass Driver DI V2 発表。定番ベースプリが22年ぶりに進化、MID コントロール搭載
ギャリエン・クルーガー、超多機能なベース用プリアンプペダルPLEX 発表。USB オーディオインターフェイス機能搭載
ブログの更新情報はTwitterとFacebookでお知らせしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿