米国のエフェクターメーカーARC Effects が、新製品Shepherd を発売しました。「羊飼い」という名前と紫色の筐体が示す通りの、「ヴァイオレット・ラムズヘッド」を元にしたファズペダルです。
ヴァイオレット・ラムズヘッドとは、1973年頃に発売されたフォントやロゴが紫色のビッグマフの通称。ラムズとしては最初期のモデルのひとつです。
そのヴァイオレット・マフがベースのシェパードは、マフの基本といえるVolume、Tone、Sustain に加えて、中域をカット、フラット、ブーストの3種類から選ぶミニスイッチを搭載。
入出力と9V 電源端子は筐体上部に配置しています。フットスイッチはトゥルーバイパス。
ARC Effects Shepherd は受注生産で納期は約3週間。直販価格は米国向けが180ドル(約2万円)、米国外が200ドル(約2万2300円)。ともに送料込みです。
ARC のマフ系ペダルといえばロシアンマフ系のBig Green が高評価を受けているので、Shepherd にも期待が持てそうです。
ソース: ARC Effects - Shepherd
参考: Kitrae.net - Big Muff History - The Ram's Head (1973-1977)
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